クララのブログ

ジャニーズ飽きない

アイドルとは何か

JUMPは今も好きだし、応援してるし伊野尾くんも好きだけど半年前と比べるとずいぶん熱量が小さくなってしまった。

今の伊野尾くんに対する気持ちとJUMPに対する気持ち、なぜ熱量が変わってしまったのかについて書いておこうと思う。

私にとってアイドルは疲れた毎日に癒しを与えてくれる存在であって、それ以上でもそれ以下でもない。きれいな顔をもった人たちが、理不尽な世の中で一生懸命生きているということが明日をがんばる力を与えてくれる。アイドルたちが私に見せる姿は本当の彼らの姿ではなく、どうしたらファンが喜ぶのかを追求した先にたどり着いた像であると思っている。中には実際の自分と近いところでアイドルをしている人もいるだろう。でも真の、ありのままの姿だとは私は思わない。アイドルが提供してくれた像に対して、いいね!と思ったらファンになる。そういうスタンスでやっている。だから、「リア恋」とか「マジ恋」ということは絶対起こらない。

伊野尾くんに対しても、最初は彼のつくったアイドルの形が、今までにはなかったものに思えて、すごく好きだったんだけど、最近はグループでの彼の役割も前と変わってきて、キャラクターも変化しているように思う。実際の伊野尾くんは何も変わっていないかもしれないし、多分変わっていないと思うけど、見え方が変わってきた。どっちかっていうと前の少し影のある感じの方が好きだった。

実際何度かのスキャンダルの件は大きい。別に誰と恋愛しても全然いいし、幸せになってほしいし、あんなにきれいな顔してるんだからそれを存分に生かすべきだと思う。二股は多分してないと思うけど、したいならすればいいと思っている。ただ、芸能界にいる限りそのようなニュースはあまり良く思われないし、ましてやジャニーズ、しかもグループとしてこれからもっともっと大きくなっていこうという時に軽率な行動をとっている点は評価できない。仕事に対する意識の低さを見せられたことが残念だった。ジャニーズの恋愛がファンによって制限されているのは私はとても残念なことだと思っている。別に誰と恋愛しようが自由である。ただ、今のこの風潮は簡単には変えられないし、そのことをみんな分かっていると思うから、私がその立場ならこの大事な時期にスキャンダルは絶対出さないように死ぬほど注意すると思う。でも伊野尾くんは出してしまった。しかも一回じゃない。そういううっかりというか、何か緩いところが伊野尾くんを表していると思う。そういう意識の低さをみんなに見せてしまう人なんだなって思った。

JUMPに対しての気持ちも変化している。私がJUMPにはまったのは去年の1月だからちょうど1年前くらいで、そのときは一番新しいシングルが「キミアトラクション」だった。JUMP三大かわいい「Chau#」「キラキラ光れ」「キミアトラクション」のうちの一つである。そういう時代だった。つまりかわいい路線で話を進めていた。何も知らない私はこういうグループなんだな、と思った。キラキラビームを全身から発する9人グループで、JUMPってこれですよ、こんな感じですよって明確な提示があるように感じた。

あれから1年。JUMPはまだ試行錯誤の中にいると私は思っている。去年は様々なチャレンジが見られた1年だった。コンサートも今までの明るく楽しくだけの感じではなく、テーマがあったし、シングルも激しいダンスなどいろいろなことに挑戦してきた。かわいいだけじゃ、やっていけないのである。もっともっといろんなことをして、いろんなことができないといけない。ジャニーズといえど現在デビューしたグループは10以上で、その中で上にいくにはキラっと光る何か、唯一無二の何かがなければならない。それをJUMPはまだ見つけていないと思う。私はJUMPの人気が一番大きく爆発するときが近いうちにくると思っていた。もちろん今も思っているのだが、前ほど確信を持って大きくYesと言うことができない。例えば、2017年中に大きなブレイクがくるかと聞かれるとわからない。良い意味でも悪い意味でもJUMPは20代のふつうの青年という風に見えるのだ。世を動かすほどの力があるのかよくわからない。唯一無二かと言われるとわからない。

これは単純にもともと飽きやすい私が1年でJUMPに少し飽きてしまっただけかもしれない。絶対的に見えていた伊野尾くんもJUMPのみんなも、今を生きる同じ人間という認識で現在は捉えている。JUMPはどこまでいけるのか。2017年が飛躍の年となりますように!